ラ・フォル・ジュルネびわ湖2011〜「熱狂の日」音楽祭が、今年もびわ湖にやってきました。
びわ湖ホールでは2回目となるラ・フォル・ジュルネ。4月29日、30日と開催されます。
びわ湖ホールの他、東京、金沢、新潟、鳥栖の各会場でも行なわれます。
(メインロビーでの無料公演:奥田なな子(チェロ)、塩見亮(ピアノ)のステージ)
さて、ラ・フォル・ジュルネとはなんでしょう?
フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。
クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せている。(ラ・フォル・ジュルネ公式サイトより)
気軽にクラシック音楽にふれあえるのが「ラ・フォル・ジュルネ」のコンセプト。
今年のテーマは「ウィーンのベートーヴェン」。
国内外の一流アーティストの演奏を1プログラム1,500円、2,000円といった低料金で楽しむことができます。
1公演は約45分ほど。朝から晩までいくつものプログラムが用意されています。
びわ湖ホールでは、大ホール、中ホール、小ホールの3ホールの他、
キオスクイベントとしてメインロビーや屋外の湖畔広場での無料プログラムも多数用意されています。
(大ホール最初のプログラム前に挨拶に立つルネ・マルタン氏。)
「本音楽祭のアーティスティックディレクターのルネ・マルタンです。
東日本大震災で大変でしたが、びわ湖に来ることができ、また皆さんとお会いできてうれしく思います。震災で来られなくなったヴュルテンベルク管弦楽団の代役を務めてくれるシンフォニア・ヴァルソヴィアに感謝しています。このシンフォニア・ヴァルソビアはびわ湖の他に鳥栖と金沢にも出演します。今回の震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしながら、G線上のアリアを演奏します。この曲は追悼の意を込めていますので、演奏終了後の拍手はなさらないようにお願いします。」
(大ホール:ゲオルグ・チチナゼ(指揮)、シンフォニア・ヴァルソヴィアのステージ)
(中ホール:ミシェル・ダルベルト(ピアノ)のステージ)
子供達のための「キッズプログラム」も会場の様々な場所で行なわれています。
飲食&カフェの屋台やケータリングカーも出店!
左:東北関東大震災の義援金募金箱。右:滋賀の銘品、オリジナルTシャツなど物販コーナー。
顔出し看板やクイズラリーも。
2階入口横に、当日券売場、キッズプログラム整理券配布場所があります。
大津駅、びわ湖ホール間では無料のシャトルバスも運行。ラ・フォル・ジュルネの看板が目印。
びわ湖ホール前の道路にはフラッグも。
「今までにも声楽アンサンブルが学校を訪問する「学校巡回公演」や「ふれあい音楽教室」、開館以来取り組んできた「青少年オペラ劇場」「こどもの日コンサート」など、地域に貢献し、愛されるホールを目指した活動をしてきました。この4月には公益財団法人となり、今まで以上に地域に開かれた存在としてびわ湖ホールが出来る事をしていきたいと思っています。ラ・フォル・ジュルネは楽しくカジュアルに気軽にクラシック音楽に触れていただける機会です。2日目は朝から夕方まで多彩なプログラムが満載です。子供から大人まで楽しんでいただけると思います、ご家族、ご友人お誘い合わせの上、ご来場をお待ちいたしております。」(びわ湖ホール 広報マーケティング部長 浅野令子氏)
初日の来場者は延べ、9,419人。(びわ湖ホール発表)
出演するアーティストは、
・有料公演出演者 (2日間)
【海外】5ヵ国 (フランス、ポーランド、グルジア、英国、チェコ) 11団体 71人
【国内】25団体 189人
【合計】36団体 260人
・無料講演者 (2日間)435人
詳しくは、ラ・フォル・ジュルネびわ湖2011公式サイトをご覧下さい。
http://lfjb.biwako-hall.or.jp/2011/
twitterでも情報が得られます。
http://twitter.com/LFJbiwako2011
【参考サイト】
びわ湖ホール公式サイト
http://www.biwako-hall.or.jp/